My Favorite Underwear - SUNSPEL -
*Sorry, English version is in preparation.
理想のアンダーウェアを生み出すための研究室。数あるメンズインナーの中から個人的に気になるプロダクトをリサーチしていきます。記念すべき初回、取り上げるブランドは『SUNSPEL（サンスペル）』。
SUNSPEL（サンスペル）ニットトランクス
150年以上の歴史をもつ英国最古のアンダーウェアブランド。2006年には「007/カジノ・ロワイヤル」主演のダニエル・クレイグのためにポロシャツとTシャツを製作し、映画の中で着用されたことでも注目を集めました。
SUNSPELを語る上で欠かせないのが、世界で一番贅沢な生地といわれるシーアイランドコットンを使用していること。ジョンスメドレーやターンブル＆アッサーといった一流ブランドも使用しており、聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
ですが、シーアイランドコットンを使用したパンツは税抜で19,000円。普段使いにはちょっと厳しいので今回はQUALITY82と呼ばれるコットンで作られたシリーズ「MEN'S Q82 SUPERFINE」を取り上げます。
SUNSPEL HPより引用
価格：¥5,500+tax
カラー：ホワイト、ブラック
生地：綿100（QUALITY82）
原産国：ポルトガル
表参道と銀座の直営店の店員さん両方ともこのモデルを薦めてくれました。太もも部分にゆとりがあるので、トランクスのような快適さがあるとのこと。太もも周りが55cm(Lサイズ)とゆったり取られていながらも、タイトなシルエットをキープしており、スリムなボトムスでもゴワつきません。
また、よく見て気づいたのですが、股下の生地も大きめ（幅14.5cm）に取られています。ユニクロのボクサーパンツが幅8cm程度なので、比較すると一目瞭然でした。太もものゆとりと、股下の大きめの生地パーツのおかげでちょうどいいゆとりが生まれ、サラサラと良質な生地をより感じることができます。おすすめしてもらっただけあって、本当に快適です。とくにトランクス派の人に穿いてみて欲しい一枚。
SUNSPELニットトランクスの生地感
QUALITY82というSUNSPEL独自の綿は、薄めでとてもサラサラとしており、かなり気持ちいい。世界初のTシャツに使われたライルコットンを継承する超長綿とのこと。
SUNSPELニットトランクスのシルエット・サイズ感
総丈が33cmと少し長めでミドルライズ。太もも部分もほんの少しだけ長めになっているのと、股間部分にゆとりがありモッコリしないので、パンツ一丁でも恥ずかしくないシルエットです。ややこしいのですが、海外のサイズと日本サイズは1サイズ違うみたい。要注意です。
SUNSPELニットトランクスのウエスト
ウエストバンドはゴム。上部に2本、うっすらとラインが入っているだけのシンプルなデザインがいいですね。ロゴは、ボタンにSUNSPELという刻印が入っているだけで、控えめなところに好感が持てます。ただ、個人的な意見ですが、化学繊維だとかぶれやすいので、ウエストも含め、肌に触れる部分はすべて綿100であってほしかったです。背部分にあたるタグも人によっては気になるかもしれませんが、思い切ってカットしてしまえば無問題です。
SUNSPELニットトランクスの耐久性
洗濯や着用でヨレないよう、糸をガス焼きし、不純物を取り除いた生地です。その工程のかいあって、洗濯後でも型崩れや生地の傷みはほとんど感じられません。さすが英国クオリティ。穿いていて気持ちがアガるおすすめの一品です。
SUNSPELのニットトランクスおすすめまとめ
デザイン・生地・縫製・パターン、どれをとってもほぼほぼパーフェクトに近いと感じました。ブランド自体も、モダンで上質といった老若男女問わず好まれるイメージで申し分ないのではないでしょうか。¥5,000オーバーの価格ですが、海外ブランドということや本国でも30ポンド（だいたい4000〜5000円）しますし、クオリティを考えれば、納得できます。ピタッとしたボクサーパンツが好きな人というよりも、開放感のあるトランクスが好きだった人にピッタリなモデルですね。
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