My Favorite Underwear - CDLP -
*Sorry, English version is in preparation.
理想のアンダーウェアを生み出すための研究室。数あるメンズインナーの中から個人的に気になる製品をリサーチしていきます。今回も新生のスウェーデンブランド『CDLP』
CDLP(シーディーエルピー)のニットトランクス

映画監督と広告代理店で働いていた2人が、2016年に立ち上げたブランド。一緒に旅行をしながら映画を撮っていたということもあり、ホテルでパンツ姿をみることも多かったという2人が、大きなロゴとクレイジーな色の下着で歩き回らなければいけないことに不満を持ち、スタートしました。ブランド名は、70年代の歌に由来し、「素敵な贈り物」の略語。スウェーデンの首相もCDLP愛用者だと言われています。

価格:¥4.147+tax
※Mr PORTERで購入。記事執筆時、欠品中。
生地:(本体)95%リヨセル、5%ポリウレタン
原産国:ポルトガル
なにからなにまでベーシックで、ブランドやデザインの主張を押し出さない姿勢に好感が持てます。バーニーズニューヨークやMr. Porterなどでも扱われている一枚です。
CDLP(シーディーエルピー)ニットトランクスの生地感

生地は環境負荷が比較的低いと言われる、木材を原料としたリヨセル。伸縮性が高く、なめらかな肌触りで光沢があります。ザ・シルキータッチ。
CDLP(シーディーエルピー)ニットトランクスのシルエット・サイズ感

サイズ感やシルエットは、第一回でレビューしたサンスペルのMEN'S Q82 SUPERFINEと似ています。CDLPの方が、少しだけ太もも周りにゆとりがあります。ブカブカすぎず、ちょうど良いサイズ感で、個人的にはかなり好きなパターンです。

CDLP(シーディーエルピー)ニットトランクスのウエスト


ウエストゴムの背中側に目立たないようにロゴが入っています。ウエストゴムは厚めで、肌当たりも悪くなく、通常よりも重みがあります。また、洗濯ネームはなく、プリントですのでチクチクすることがありません。
CDLP(シーディーエルピー)ニットトランクスの耐久性
リヨセルは、一般的に摩擦に弱く、デリケートな素材と言われていますが、穿いていくうちに毛羽立ちが目立ちやすいかと思いきや、丁寧に扱ってあげると結構大丈夫だなという印象。ポリウレタンが少し入っているので、そのおかげかもしれません。
CDLPのニットトランクスおすすめまとめ

さすが映画業界と広告業界の2人が組んでスタートしたというだけあって公式オンラインショップは尖っていますが、その尖り具合とは裏腹に、ベーシックなデザインで展開するCDLP。「大きなロゴとクレイジーな色の下着で歩き回らなければいけないことに不満を持ち、スタートした」という言葉には共感です。日本ではこのタイプは扱っているところが無いようなので、なかなか買いづらいですが、ボクサーの締めつけ感があまり好きじゃない人にはおすすめできる一枚です。黄色の丈夫なパッケージ入りなのも嬉しいところ。
あなたのパンツにプリンシプルはあるか?